- 2021. 04.30(fri) - 05.05(wed)
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企画展「dpi」を開催致します。
<展覧会概要>
「風景」と「人物」
そんな美術史上最も古典的ともいえるモチーフを現代に生きる我々はどう描くのか。
現在一言に絵画と言ってもキャンバスに絵の具を使って描かれるものばかりではない。デジタルツールでの描画方法の多様化と進化はこれから益々進んでいくだろう。
また、キャンバスに絵の具といった手法ではあるがPCやスマートフォン、VR技術などディスプレイを通したイメージに影響を受けている作家も存在する。
絵描きはそれぞれのフィルターを通して世界を捕捉し異なる解像度でそれを表現する。
より高精細、より鮮明に見えた方がいい場合もあるだろう。
より荒くシンプルな方がかえって見えてくる風景や意図もあるかもしれない。
それぞれの作家がその適切な解像度(dpi)を持っているように思う。
- painting Installation
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岩岡 純子
Sumiko Iwaoka
1982 千葉県生まれ
2009 東京芸術大学大学院美術研究科修了
2020 「個展 Landscape」オークウッドアパートメンツ六本木セントラル
「シェル美術賞2020」国立新美術館
「HOMMAGE」Sansiao Gallery
「15th TAGBOAT AWARD」渋谷ヒカリエ
2019 「HOMMAGE」Sansiao Gallery
「HOMMAGE」Sansiao Gallery HK
2017 「Search & Destroy」 TAV GALLERY
2016 「TRANS ARTS TOKYO 2016 –UP TOKYO–」神田
「Who By Art vol.5」 西武渋谷
2015 「岩岡純子|宮川ひかる」Tokyoarts Gallery
「3331 Art Fair 2015 –Various Collectors’ Prizes–」アーツ千代田3331
2014 「DANDANS in Frederick Harris Gallery」Tokyo American Club
「3331 Art Fair 2014 –Various Collectors’ Prizes–」アーツ千代田3331
2013 「個展 美人画展」3331 Gallery
名画の中の人物を、現在の世界の中に連れ出したかのような絵画を制作しています。
タイムスリップを描く物語では、よく登場人物が時代の変化に戸惑う様が表現されていますが、絵の中の人物は思いのほか自然に現代の風景の中で落ち着いているように見えます。
激変する世の中においても、人間はさほど変わらないという事なのかも知れませんが、名画の人物を現代の世界へと導いたつもりが、むしろ私自身が今を見つめ直すきっかけを作ってもらったように思えます。
浦川 大志
Taishi Urakawa
1994 福岡県宗像市生まれ
2017 九州産業大学 芸術部 美術学科 卒業
2019 「終わるまで終わらない‼」熊本市現代美術館(熊本)
「終わらない?終わらにゃい‼」Nadiff/apart(東京)
2017 「感性の生まれいづるところ」九州芸文館(福岡)
2016 「『個展』」ギャラリーおいし(福岡)
2015 「現れては消えるもの」ギャラリー門馬ANNEX(北海道)
「黄金町バザール2015」(神奈川県)
2014 「ヒトリ成人式展」art space tetra(福岡)
2013 「一人卒業制作展」IAF shop*(福岡)
受賞
2015 「第24回英展」優秀賞
2018 「第25回VOCA」大原美術館賞
パブリックコレクション
福岡市美術館、大原美術館、九州産業大学、高橋コレクション
大橋 鉄郎
Tetsuro Ohashi
1994 北海道札幌市生まれ。
open-air_classroom(https://open-air-classroom.org)のメンバーとして活動。
2021 「塔を下から組む」(小樽文学館/小樽)
2020 「第8回札幌500m美術館賞 入選展」(500m美術館/札幌)
2019 「いえい、頑張っていこうよ」(salon cojica/札幌)
2018 「アートプラネッツ2018」(プラニスホール/札幌)
2017 「遊び場の力学」(Cafe hammock/三鷹)
2016 「複雑なトポグラフィーー動体と変化ー」(栗林公園/高松)
斉木 駿介
Shunsuke Saiki
1987 福岡県生まれ
2012 九州産業大学 大学院 博士前期課程 芸術研究科 美術専攻 修了
2020 個展「スクロールする風景」 GalleryYukihira (東京)
個展「スクショする風景」 Artas gallery (福岡)
「非/接触のイメージ」 斉木駿介・名もなき実昌 2人展 IAFshop*(福岡)
「NO BORDER」 TRiCERA Museum (東京・品川)
「未来を描く若手作家たち」 入間市博物館 (埼玉)
2019 個展「日常とフィクション」 新宿眼科画廊(東京・新宿)
個展「日常とディストピア」 KANZE ARTS(福岡)
2014 「International Fine Arts Exhibition」PARK WEST Gallery(NY)
2013 個展「友達100人できるかな?」 KANZE ARTS(福岡)
「内田太郎 斉木駿介 吉井宏平 crossing 」アートスペース羅針盤(東京・京橋)
「GEISAI#18」 東京都立産業貿易センター台東館 (東京・浅草)
2012 個展「more more more」 ギャラリーおいし (福岡)
受賞
2020 「15th TAGBOAT AWARD」 審査員特別賞 塩入敏治賞 渋谷ヒカリエ(東京・渋谷)
2019 「14th TAGBOAT AWARD」 入選 世田谷ものづくり学校(東京)
2018 「ワンダーシード2018」入選 トーキョーワンダーサイト渋谷 (東京・渋谷)
「ART FAIR ASIA FUKUOKA2018 AFAF AWARDS 2018」入選 ホテルオークラ福岡(福岡)
2017 「第7回Next Art展」入選 朝日新聞東京本社(東京) 松屋銀座(東京)
「ART FAIR ASIA FUKUOKA2017 AFAF AWARDS 2017」 入選 ホテルオークラ福岡(福岡)
2012 「九州産業大学卒業制作展」 福岡市美術館 優秀賞(買上賞)
information
「美術手帖ニューカマーアーティスト展(仮)」 GINZA SIX (東京) 2021 / 7/2 fri - 11 sun
「emerging artists」 500m 美術館 (北海道) 2021 / 8/7 sat - 10/6 wed
TYM344
(ティー・ワイ・エム・スリー・フォー・フォー)
美術家。東京都生まれ。
早稲田大学第一文学部総合人文学科美術史学専修卒業。
主な個展に「EYE KNOW EYE LOVE YOU BETTER」(THE blank GALLERY, 2020年)、「HARD/SOFT」「NEVER UNDERSTAND」(ナオナカムラ, 2017年)他。主なグループ展に「スーパーマーケット”アルター”市場」(BnA Alter Museum, 2021年)、「2020年の栄光」(YUMI ADACHI CONTEMPORARY/あをば荘, 2020-2021年)他。出版物として『わかりたい! 現代アート』(著/布施英利・画/TYM344、光文社知恵の森文庫)、『絵画検討会2016-記録と考察、はじめの発言』(アートダイバー社)など。
山﨑 愛彦
Yoshihiko Yamazaki
1994年 札幌生まれ
2016年 札幌大谷大学 芸術学部 美術学科 造形表現領域 絵画分野 卒業 2019年 Think School 制作コース2期 卒業
2020年 北海道教育大学 大学院 教育学研究科 教科教育専攻 美術専修 修了
2020 個展「矢印の輪切りいくつか見る。」(北海道文化財団アートスペース)
「シェル美術賞展2020」(国立新美術館)
2019 「Nameless Landscape」(札幌文化芸術交流センターSCARTSコート)
「さっぽろアートステージ2019『まなざしのスキップ』」(札幌文化芸術交流センターSCARTSモール)
個展「室内装飾とテクスチャ」(ギャラリー創)
2018 「開館50周年記念 mima 明日へのアーティストたちとともに」(北海道立三岸好太郎美術館)
「JRタワー・アート・プラネッツ グランプリ 2018」(プラニスホール)
2016 「北海道作家作品展『2020来るべき者たち』」(クロスホテル札幌)
湯谷 友貴
Yuuki Yutani
1996 熊本市生まれ
2021 崇城大学大学院芸術研究科修士課程 修了
2019 「明るい部屋」個展 RESTERS BED&CO.
2019 「painting picture」崇城大学ギャラリー
2018 「site specific」崇城大学ギャラリー
受賞歴
2020 第96回白日会展 入選
2018 第42回 三菱アートゲートプログラム 入選 買い上げ